勝つためには期待値がプラスの台を選ぶ必要がある。

期待値は結果の平均値。

勝ったり負けたりして平均プラス2万円になれば、期待値2万円の遊技をおこなったことになる。もちろん短期的に判断することはできない。

少し具体的に説明しよう。

例えば、1/319で初当りごとに4200玉の獲得が見込める遊技台。これが千円あたり25回転まわせるとする。

投資に使う玉数は、319÷25×250玉なので、3,190玉となる。そして得る玉が4200玉。よって、差し引きプラス1010玉が期待される平均の出玉となる。これが出玉の期待値となる。

これを金額ベースで考えると、収支の期待値となる。12760円を投資して4200玉を得るわけだが、ここで換金ギャップによる差がでる。等価なら4200玉×4円なので16800円。差し引き4040円のプラスとなり、つまり4040円が初当りごとの期待値となる。換金ギャップがある場合は、得た玉に換金率(28玉交換なら3.57円)を掛ける。4200玉×3.57円なら14994円を得ることになり、差し引き2234円のプラス期待値となる。

期待値を計算するためには、まず機種の性能を把握する必要がある。これによりボーダーラインを知る。これは自力で計算するとなると厄介だ。なので信頼のできる雑誌(パチマガ)や、信頼のできるネットの情報(パチマガなどを参照にしてる)を頼りにしよう。もちろんガイドでもいい。

それと、遊技台の調整具合だ。つまり釘調整。千円あたり何回まわせるか?大当たりした時の出玉はどうか?など。出玉はボーダーラインに密接に関わるので、しっかり把握しておきたい。これらは実戦で計測する。

ちょっとまとめる。期待値の計算に必要なのは以下。

1、機種のボーダーライン
2、遊技台の調整
3、換金率

だろう。



玄人は事前に期待値の理論値を計算してから遊技する。



トータル確率について


パチンコのボーダーライン(ボーダー理論)について